MIND OF OURSELVES
夜明けを見たことがある？
地球(ほし)も人間(ひと)も毎日生まれ直している
いつだって今日は END and BEGINNING
絶望の深淵に沈んでいられた日々はもう終わった
さあ 這い上がれ
誕生の理由(わけ) 人生の意味
そんなのなくても本当は生きていけるけど
だけど 見付けたいよ
こんな時代 こんな世界 この上で 〔だからこそ〕
正義なんて呼ばれたくない
痛みと決意 胸に秘めて
捨て去るもの 離さないもの
目を凝らし 狙い定めろ
SELFISH？ NO PROBLEM
誰かの為など言う気もない
貫け MIND OF OURSELVES
何処の嘘つきの言葉？
「他には何ひとついらない」 有り得ない
半端じゃない渇望は EVERLASTING
時世に身を任せ流されていられた日々はもう終わった
さあ 動き出せ
知らないこと 分かってないこと
きっと数え切れない位沢山あるけど
「答え」は捜せるはず
守りたいもの 壊したいもの 見たい未来 〔違っても〕
限りある時間(とき) 恥じることなく
過ちと後悔 胸に抱いて
踏み出す勇気 許す強さ
覚悟して 引き金をひけ
SELFISH？ NO PROBLEM
今更言われるまでもない
貫け MIND OF OURSELVES
それは厳しく果てなく遠い
迷いは躓きはすぐ隣にいる
〔でも〕 血が叫ぶ道でしか走れない
彼方のGOALは何処かにあるんじゃなく
この手で創る ここだと感じる地点(ばしょ)
こんな時代 こんな世界 この上で 〔だからこそ〕
魂は決して黙らない
追憶(きのう)と明日(あした) 胸に描いて
伸ばす指先 殴る力
止まらずに 標的を撃て
SELFISH？ NO PROBLEM
自分の為に他ならない
貫け MIND OF OURSELVES
＜COMMENT＞
「BLOOD NAVIGATION」という泉の持ちネタ（発表予定はありません）より、メインキャラ全員のテーマ。
でも一致団結したハート(笑)ではなくて（するワケない）、それぞれの思いと行動。
一見力強そうな詞なのに、「迷うな」とか「躊躇わず」とか、そんなことは実は一言も言ってないあたりがポイントです。
心弱く、傷付きながら、けど諦め悪く、貪欲に進んで行く。そんな奴等の物語。
曲はありませんが（いえ、『貫け 〜』のとこだけあるんですが←そこだけでどうしろと）、イメージはコテコテのアニメのＯＰっぽい感じ。
カッコよくて、ノリもよくて、テンポ速くて、早口で……そういうの。
〔 〕の中はコーラスで入るイメージです。
『SELFISH？ NO PROBLEM』は、軽く「だから何？」「それがどうしたの？」くらいのニュアンスで。
「Ｎone of your business（＝あんたに関係ないでしょ）」とかなり迷ったんですが、こっちだとかなりキツめになってしまうので。
実は私、歌詞に英語を入れるのはあんまり好きじゃなかったりします。
苦手だし（話せるようになりたいですが）。
外国人から見なくてもおかしなことだと思うし（知り合いの日系カナダ人の方は凄く不思議がってました。「何で急に英語になるんですか？」「日本語は美しいのに」……ホントにね）。
何よりも、色々勝手が違うので。
誰に言ってるのかをハッキリさせなきゃいけないんですよね。
自分にも相手にも言ってるって、日本の詞ではよくあるパターンなのに、英語ではそれが限定されちゃって困る。
例えば、「友を愛し、自らに頼れ」が「Love your friends,but look to yourself」。
でも私達から見ると、「You」って言ってしまうと、どうしても自分は含まれないイメージありません？（流暢な方はないのかな……）
なので、仕方なく「Our」に……（本当は「Ｍｙ」にしたかった）。
教材や辞書はあんまり役に立たないし、調べてるうちに朝になるし……（疲）
じゃあ何故英語を使うのかというと……詞の神様が、宇宙の電波が、「ここは英語にしなさい」って言うからです。
（「それじゃあ仕方ないな」ｂｙ 半平太）
……創作なんてそんなものですよ……
（「ってか英語上達すれば問題ないんじゃん？」という実にもっともなツッコミは、大変心が痛いのであなたの胸の奥にそっとしまっておいて下さい）
でもまあ、苦戦もしましたけど、凄く楽しんで作れた詞です。
出だしが私的に今まで書いてなかったパターンで、ちょっとお気に入り。
（相変わらずの空ネタだし、疑問系で始まるのもあるけど、何か違うんです。うまく言えませんが）
闇を切り裂くような、空を焼くような、夜に挑むかのような、そんなカッコイイ夜明けを思い描きながら書きました。
夕焼けも好きだけど、朝焼けはもっと好き。
最近あんまり見てないから見たいなあ……